妖怪のお医者さん
妖怪のお医者さん
概要
人間に恨みを持ったまま死んだ犬の霊が妖となった「オサキ」に呪をかけられた弥生。犬耳は生えるし、しっぽも生えてくるはで、一人パニック! そんな無様な姿を黒郎に見られたくない弥生は、彼の診察も受けられず‥‥。ついには、遠吠えまでしたくなってきたー!! このままじゃ妖怪・犬女になっちゃうよ‥‥(涙)。
(公式HPの紹介分より)
あらすじ
犬の妖「オサキ」に出会った翌朝、弥生が鏡を見ると犬耳が生えていた。ドメは護国寺に相談するべきだと言うが、護国寺に迷惑を掛けたくない弥生は相談せずにカチューシャで隠して学校へ。周りにバレやしないか心配しながら授業を受ける弥生だが、尻尾が生えてきた上に丸いものを見て遠吠えまでしてしまう。護国寺は弥生の様子がおかしいことから呪をかけられていることに気づくが、弥生の手足は肉球になり行動もどんどん犬のようになっていってしまう。
登場人物
- 護国寺 黒郎(ごこくじ くろ)
主人公。高校に通いながら妖怪の医師をやっている。黒髪黒目で眼鏡をかけており、季節に関係なく常に学ランを着ている(体にある無数の傷を見られないためだと思われる)。研究者であった人間の両親が濡れ女の卵を盗んで殺された際、胎児の状態で濡女に拾われ、そのまま育てられた。そのため濡れ女は代理母にあたる。自宅は洞窟で、山の動物たちと一緒に住んでいる(本人曰く「ルームシェア」)。濡れ女の死後は白澤に拾われて弟子となり、医師の技術と妖怪との戦い方を学んだ。
妖怪の世界で生まれ育った人間であり、自分の半身である人間の世界で生まれ育っていると思われる濡れ女の実の子共を探している。
性格は天然でスケベ。しかし、心優しくどんな理由があっても傷ついた妖怪を放っておかず治療を施す。友達思いで琴子を始めとする友人達に手を出した相手に対しては容赦がない。自分より他人を優先する思考を持ち、故に周囲からは心配されている。妖怪の世界では存在が疎まれており何度もい命を狙われており、妖界では670万髑髏(歴代最高額)の賞金首でもある。五行は「木火土金水」すべての属性を微量ずつ持っている「ジョーカー」で、それらの力を上手く溶け合わせることで「荒ノ王」と呼ばれる強大な力を発揮する。
- 浦上 弥生(うらがみ やよい)
黒郎のクラスメイト。五行の属性は「木」。テニス部所属。成績優秀でスポーツ万能、スタイルも抜群の美少女。人望も厚いが、実は裏で友人へのプレゼントのため万引きをしており、その事で百々目鬼(ドメ)に出会う。だが、ドメが眼精疲労になったのをきっかけに万引きをやめ、今では物ではなく、テニスの技術を盗んでいる。自分に『厳しく』してくれた黒郎に思いを寄せており、五行修行で彼に告白するが、「今は選べない」との理由で振られてしまう。今でも思いは変わってないものの、黒郎と琴子と絆を見て身を引く素振りを見せている。
この話ではドメ
百々目鬼(ドドメキ・ドトメキ)。盗みを繰り返していた弥生に戒めとして取り憑いたが、彼女の気持ちを汲んで万引きの手伝いをしていた。本体はゲゲゲの鬼太郎の目玉おやじに似ている。江戸っ子口調で話し、男気ある性格。弥生のことを慕っており、弥生が黒郎に告白したときはショックのあまり硬直した。オサキに呪をかけられて徐々に犬化してしまう。
- オサキ
人間に恨みを持ったまま死んだ犬の霊が妖となったもの。弥生に呪をかけて犬にしようとする。
属性
- 犬耳
- 尻尾
- 肉球
画像
- 最終更新:2016-03-16 16:58:29